【視神経乳頭陥凹拡大・緑内障】(当院の得意分野です)

  検診で視神経乳頭陥凹拡大と指摘されたら、視野が狭くなる「緑内障」の病気を

  調べる必要があります。日本人の3−5%が緑内障があり日常的にある病気です。

  「今は症状がないから大丈夫」と甘く考えているうちに、

  視野欠損が確実に進行し、気が付いたら末期状態である方が非常に多いです。

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  性格的にマメな方ほど緑内障管理が安定し、ルーズな方ほど進行しやすいです。

  当院では長年緑内障で通院されている方が多く、様々な情報が提供可能です。

  緑内障安定期の方であれば、通常の診療同様に比較的短時間で案内できます

   ※当院は「ハンフリー視野検査の解析ソフト」を導入しています。定期的に視野検査を行い、

   時系列で視野の検査結果を比較・グラフ化することで、進行度をわかりやすいく説明できます。

   ※内視鏡検査前や眠剤内服前に、緑内障・隅角の判定が必要になります。終了された方に

  「緑内障カード」をお渡しして、安全に投薬できるように対応しております。

 

  緑内障予備軍

  視神経乳頭陥凹拡大などと診断されたが視野に異常がないケースです。

  通常は6−12カ月ごとに視野検査・各種検査を行い発症をモニターします。

  ※受診期間が開きすぎると、気づかないうちに緑内障中期以上に

  進行していることが時々あります。安易に自己判断せずに注意しましょう。

 

  点眼回数・点眼の種類について

  点眼回数は、

  ・1日1回(朝のみ・夜のみなど)

  ・1日2−3回

  のものがあります。

  点眼種類によっては、代表例として

  ・副作用が少ないもの

  ・眼圧降下作用が強いもの

  ・瞼に黒い色素沈着を残すもの

  ・高血圧・不整脈・ぜんそくに使いにくいもの

  ・二つの点眼成分が一つの瓶になったもの

  など色々特徴があります。

  緑内障と診断された場合、多くの方は毎日点眼を使うことになります。

  点眼希望や視野の状態・副作用などふまえて

  長期的に負担なく点眼が続けられるようにベストな点眼計画を決めていきます。

 

  緑内障初期〜中期

  視野欠損が1/3以下に留まる場合は、点眼治療・眼圧定期測定で対応します。

  点眼すること・眼圧を下げることが目的ではなく、視野を守ることが目的です。

  残された視野で生活することになるので、目の負担を減らす必要があります。

  緑内障安定期の方であれば、通常の診療同様に比較的短時間で案内できますが、

  視野検査の際は、視野の進行度に応じて検査時間を要します。

  点眼を追加しても視野欠損が進行する場合は早期に緑内障手術をすることがあります。

 

  緑内障末期

  通常の緑内障であれば、この状態になるまでは長期の年月を要します。

  視野欠損が1/2以上の場合は、点眼治療・眼圧定期測定で最初は対応し、

  進行性が明らかであれば手術提案することになります。

 

  閉塞隅角症・緑内障発作

  眼圧が急上昇して緑内障発作を起こし、短時間で失明するタイプの緑内障です。

  早急にレーザー治療・内服点眼治療が必要です。

 

 

  ※上記の緑内障予備軍・緑内障初期〜末期の用語は、

  正式な医学的分類では開放隅角緑内障・正常眼圧緑内障を指します。